❺46事業者を調査|集客導線が整っているピアノ教室の共通点とは?

こんにちは。
WEB UNIVERSEの齋藤です。

今回は、浜松市のピアノ教室46事業者を調査して、

「集客導線が整っているピアノ教室には、どんな共通点があるのか?」

を調べてみました。

ここでいう「集客導線が整っている」というのは、

実際に問い合わせが何件来ている、入会者が何人いる

という意味ではありません。

そうした数字は、外からホームページを見ただけでは分からないからです。

今回は公開されている情報から、

見つけてもらう
→ 詳しく知ってもらう
→ 安心してもらう
→ 体験レッスンへ進む

という流れが、どこまで整っているかを見ています。

目次

今回調べた7つの集客導線

46事業者について、次の7項目を確認しました。

  1. Googleからホームページへ進める
  2. ホームページがある
  3. 体験レッスンへの導線がある
  4. 体験料金が分かる
  5. 体験時間が分かる
  6. Instagramがある
  7. LINEがある

それぞれ1点として、

最大7点

で比較しました。

まず46事業者全体の結果です

結果はこちらです。

集客導線スコア事業者数
7点13件
6点4件
5点11件
4点5件
3点4件
2点0件
1点2件
0点7件

7項目中、

5項目以上確認できた事業者は28件。

46事業者中、

約61%

でした。

つまり、全体では半数以上の教室で、ある程度複数のWeb導線がつながっていたということになります。

ただし、ここで大きな違いがありました。

大手と個人教室ではかなり違った

大手・企業系14事業者の平均は、

6.5点/7点

でした。

さらに、

14事業者中13件、約93%が5点以上。

かなり高いです。

一方、

個人・小規模32事業者では、

平均

3.53点/7点。

5点以上だったのは、

15件/32件、約47%

でした。

つまり個人教室の場合、

かなりWeb導線を整えている教室と、まだ最低限の情報発信にとどまっている教室に分かれている

という結果になりました。

では、導線が整っている個人教室15件には何があった?

ここからが今回の本題です。

個人・小規模32教室のうち、

7項目中5項目以上確認できた15教室

を見てみました。

結果はこちらです。

項目15教室中割合
ホームページあり15件100%
体験レッスン導線あり15件100%
Google→HP14件93.3%
Instagramあり14件93.3%
体験料金明示11件73.3%
LINEあり9件60.0%
体験時間明示5件33.3%

この数字を見ると、かなり共通点が見えてきます。

共通点① Googleで見つけて、ホームページへ進める

まず、

Google→ホームページ

です。

導線が整っている15教室では、

14件、93.3%

でGoogleからホームページへ進めました。

これはシンプルですが、とても重要です。

例えば、

「浜松市 ピアノ教室」

と検索する。

教室を見つける。

Googleマップを見る。

そして、

「どんな教室なんだろう?」

と思った人がホームページへ進む。

ここが第一段階です。

ホームページを作っていても、Googleからそこへたどり着けなければ、入口がつながっていません。

つまり、

Google=入口

ホームページ=詳しく知ってもらう場所

と考えると分かりやすいです。

共通点② ホームページの次に「体験」がある

これは非常にはっきりしていました。

導線上位15教室は、

15件すべてで体験レッスンへの導線が確認できました。

100%です。

ピアノ教室のホームページは、

「教室を紹介する場所」

だけではなく、

最終的に、

「一度体験してみよう」

につなげる役割があります。

つまり、

ホームページのゴールを、

入会

にするのではなく、

まずは、

体験レッスン

にしている。

これは個人ピアノ教室の集客導線を考える上で、かなり重要なポイントだと思います。

共通点③ 体験レッスンの「料金」も分かる

導線上位15教室のうち、

11件、73.3%

で体験料金が確認できました。

例えば、

無料、

500円、

1,000円、

というように、

料金そのものはいろいろです。

重要なのは、

無料か有料かより、申し込む前に分かること

だと思います。

「体験できます」

だけでは、

「無料なのかな?」

「いくらかかるのかな?」

という小さな不安が残ります。

その不安を先に消している教室が多かったということです。

共通点④ Instagramも一緒に使っている

ここもかなり大きな差が出ました。

導線上位15教室のうち、

14件、93.3%

でInstagramが確認できました。

個人・小規模32教室全体では、Instagramありは14件でした。

つまり今回のデータでは、

Instagramを確認できた個人教室14件がすべて、集客導線5点以上のグループに入った

という結果になりました。

もちろん、

Instagramを始めれば集客できる

という意味ではありません。

むしろ、

ホームページだけではなく、

Instagramでも、

  • レッスン風景
  • 発表会
  • 教室の日常
  • 先生の考え方
  • 募集情報

などを見せている。

つまり、

複数の場所で教室を知ってもらえる状態を作っている

ということだと思います。


共通点⑤ 「人」が見える

私は今回、ここが特に面白いと思いました。

集客導線7項目には、

写真は点数に入れていません。

それでも導線上位15教室を写真で比較すると、

先生・講師写真

13件/15件=86.7%

生徒・子ども写真

9件=60%

レッスン写真

8件=53.3%

発表会・演奏・活動写真

10件=66.7%

でした。

一方、

導線スコア0〜4点だった個人教室17件では、

先生写真は、

3件=17.6%

生徒写真は、

2件=11.8%

レッスン写真は、

0件

発表会・活動写真は、

1件=5.9%

でした。

かなり差があります。

これは何を意味するのか?

私は、

「集客導線を整える」というと、ボタンやLINEだけを考えがちですが、それだけではない

と思います。

例えば、

Googleで教室を見つける。

ホームページへ行く。

料金を見る。

体験もある。

でも、

先生がどんな人なのか全く分からない。

実際のレッスン風景もない。

教室の様子も分からない。

これでは、

申込みボタンはあっても、

そのボタンを押すための安心材料が足りません。

逆に、

先生の顔が分かる。

生徒と接している様子が分かる。

発表会もある。

Instagramを見ると普段の教室の様子も分かる。

そこまで見て、

初めて、

「ここなら一度体験してみてもいいかな」

につながるのではないかと思います。


共通点⑥ LINEは「相談の入口」になっている

導線上位15教室では、

9件、60%

でLINEを確認できました。

ここは100%ではありません。

なので、

LINEが絶対に必要

という結果ではありません。

ただし個人教室では、

いきなり申込みフォームを書くほどではないけれど、

「空いている曜日を聞きたい」

「4歳でも大丈夫?」

「まだピアノを持っていないけれど大丈夫?」

といった軽い質問があります。

そこで、

Google
→ ホームページ
→ LINEで相談
→ 体験

というルートを用意できます。

大事なのはLINEそのものではなく、

お客様が次に何をすればいいか迷わない入口を用意していること

だと思います。


さらに6点以上の個人教室を見てみました

個人教室の中で、

7項目中6点以上

だったのは6教室でした。

この6教室を見ると、さらに特徴がはっきりしています。

ホームページ

100%

Google→ホームページ

100%

体験レッスン

100%

体験料金

100%

Instagram

100%

そして、

先生写真、

生徒写真、

レッスン写真、

発表会・活動写真についても、

それぞれ

83.3%

で確認できました。

つまり、かなり導線が整っている教室では、

入口と出口だけではなく、その途中の「安心するための情報」まで揃っている

ということです。


口コミにも少し違いがありました

Google口コミ件数を確認できた個人教室について比較すると、

導線5点以上のグループでは、

平均

約5.1件

導線0〜4点のグループでは、

平均

約2.9件

でした。

さらに、

集客導線スコアとGoogle口コミ件数の相関係数は、

約0.41

でした。

弱〜中程度の正の関連です。

ただし、これは、

「ホームページを整えれば口コミが増える」

という意味ではありません。

Web集客全体を丁寧に運用している教室は、

Google口コミなどにも取り組んでいる可能性がある、

という程度に考えるのが適切です。


ここまでの調査から見えた6つの共通点

まとめてみます。

集客導線が比較的整っている個人ピアノ教室には、

① Googleからホームページへ進める

② ホームページで詳しく比較できる

③ 体験レッスンが次の行動として用意されている

④ Instagramで普段の活動も見せている

⑤ 先生・生徒・レッスン風景など「人」を見せている

⑥ LINEやフォームなど、問い合わせ方法が分かる

という共通点が見えてきました。


重要なのは「一つ一つ」ではなく「つながっていること」

今回の調査で一番大事なのは、ここだと思います。

ホームページがある。

Instagramもある。

LINEもある。

Googleビジネスプロフィールもある。

でも、それぞれがバラバラでは意味がありません。

例えば理想的には、

① Googleで見つける

「浜松市 ピアノ教室」

↓

② ホームページを見る

料金
先生
レッスン
場所
体験

↓

③ Instagramを見る

実際のレッスン
発表会
先生の人柄

↓

④ LINEまたはフォーム

質問・相談

↓

⑤ 体験レッスン

↓

⑥ 入会を検討

という一本の流れです。

これが、

「集客導線」

だと思います。


個人ピアノ教室は大手をそのまま真似しなくていい

今回、大手の平均スコアは6.5点でした。

非常に整っています。

でも個人教室が、大手と同じサイトを作ればいいわけではありません。

大手には、

ヤマハだから安心
カワイだから安心

というブランドがあります。

一方、個人教室では、

「この先生なら安心」

を作る必要があります。

だから、

大手からは、

料金・コース・体験・FAQなどの分かりやすさ

を学ぶ。

個人教室ならではの強みとして、

先生の写真
考え方
レッスン風景
生徒・保護者の声
発表会・活動

を見せる。

この組み合わせが良いと思います。


私なら個人ピアノ教室の導線をこう作ります

まず、

Google

教室を見つけてもらう。

↓

ホームページ

「どんな教室か」を整理して見せる。

↓

ホームページの中で、

先生
コース
料金
レッスン風景
保護者の声
FAQ
アクセス

を見てもらう。

↓

Instagram

普段の雰囲気や活動を見る。

↓

LINE

まだ迷っている人は相談。

↓

体験レッスン

実際に先生との相性や教室の雰囲気を確認。

という流れにします。

つまり、

Google → HP → Instagram・LINE → 体験レッスン

です。


すべてを完璧に揃える必要はありません

ここも重要です。

今回、導線上位15教室でも、

LINEは60%。

体験時間の明示は33.3%でした。

つまり、

7項目すべて100%でなければ集客導線が作れない

わけではありません。

まず重要なのは、

見つけてもらえる
↓
詳しく分かる
↓
安心できる
↓
体験できる

この4段階です。

そのうえで、

InstagramやLINEを追加していけばいいと思います。


今日、自分の教室で確認するなら

ホームページを開いて、次の6つを確認してみてください。

  • Googleからホームページに来られるか
  • 誰が教えているか分かるか
  • 料金・時間・回数が分かるか
  • 実際のレッスン風景が分かるか
  • 体験レッスンの内容が分かるか
  • 体験申込みまで迷わず進めるか

一つでも、

「ちょっと分かりにくいな」

と思うところがあれば、そこが改善ポイントです。


まとめ

今回は浜松市のピアノ教室46事業者について、

集客導線がどのくらい整っているのか

を7項目で調べてみました。

全体では、

46件中28件、約61%が5項目以上。

大手では、

平均6.5点。

個人教室では、

平均3.53点。

そして個人教室の導線上位15件を見ると、

HP100%
体験導線100%
Google→HP93.3%
Instagram93.3%

という結果でした。

さらに、

先生写真86.7%、

発表会・活動写真66.7%、

レッスン写真53.3%と、

人や実際の活動を見せている割合も高い

ことが分かりました。

今回の結果から私が一番感じたのは、

集客導線とは、申込みボタンを置くことではない

ということです。

見つけてもらう。

知ってもらう。

先生や教室を信用してもらう。

安心してもらう。

そして、

体験レッスンへ進んでもらう。

この一連の流れがつながっていることが、重要なんだと思います。

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