こんにちは。
WEB UNIVERSEの齋藤です。
今回は、浜松市のピアノ教室を中心に、46事業者の料金について調査した結果をお話しします。

今回調べたのは、単純な月謝だけではありません。
- 入会金
- 月謝
- レッスン回数
- 1回のレッスン時間
- 設備費や教材費などのその他料金
まで見ていきました。
調べてみると、
「月謝7,000円だから安い」
「8,000円だから高い」
という単純な比較では、実際のレッスン内容はほとんど分からないことが見えてきました。
動画の前半では、まず調査データをそのままご紹介します。
後半では、その調査結果をもとに、
「個人のピアノ教室が、料金をどう見せれば集客につながりやすいのか」
をWEB UNIVERSEの視点で考えてみたいと思います。

PART1|46事業者の調査結果
① 月謝・レッスン料金

今回調査したのは46事業者です。
そのうち、月謝やレッスン料金を何らかの形で確認できたのは、
36事業者
でした。
公開情報を確認できなかったところについては、推測では埋めていません。
今回、子ども向けで比較しやすい、
「1回30分前後・年間40回前後」
のコースを中心に見ると、
確認できた料金例として、
- 5,500円
- 6,000円
- 6,500円
- 7,000円
- 8,000円
- 8,250円
- 8,500円
- 8,800円
などがありました。
かなり幅があります。
ここだけを見ると、
「5,500円の教室は安い」
「8,800円の教室は高い」
と思うかもしれません。
ただ、ここからが今回の調査で面白かったところです。
② レッスン回数を見てみる

レッスン回数を確認できたのは、
32事業者
でした。
年間回数では、
- 年36回
- 年38回
- 年40回
- 年41回
- 年42回
などがありました。
その中でも今回多く見られたのが、
年間40回前後
です。
ただし、すべての教室が年間回数制ではありません。
- 月2回
- 月3回
- 月3〜4回
- 月4回
- 月4〜5回
という設定もありました。
例えば、
月謝7,000円・年間40回
と、
月謝7,000円・月2回
では、同じ7,000円でも全く違います。
ですから、月謝を比較するなら、
「月にいくら?」だけではなく、
「年間で何回受けられるのか?」
まで見る必要があります。
③ レッスン時間を見てみる

次に、1回のレッスン時間です。
時間まで確認できたのは、
30事業者
でした。
最も多かったのは、
30分
です。
ただ、それ以外にも、
- 20分
- 40分
- 45分
- 50分
- 60分
- 70分
- 90分
- 120分
というコースがありました。
同じ月謝でも、
30分なのか、
45分なのか、
60分なのかで、
提供している内容はかなり変わります。
例えば、
30分・7,000円
と、
60分・10,000円
を比べた場合、
単純に
「10,000円だから高い」
とは言えません。
ここまで調べてくると、
料金を見るときには、
月謝 × 回数 × 時間
の3つをセットで見ないと比較しにくいことが分かります。
④ 入会金
次に入会金です。
今回確認できた例では、
- 0円
- 3,000円
- 5,000円前後
- 5,500円
- 10,000円
などがありました。
個人教室では、
入会金なし
というところもありました。
一方で、大手や設備のある教室では、入会金を設定しているケースもあります。
ここも、
「0円なら良い」
「10,000円なら高い」
と単純に判断するというより、
何に対する費用なのか
まで伝わることが大切だと思います。
⑤ 月謝以外の料金

そして今回、私が結構重要だと思ったのが、
月謝以外の費用
です。
その他料金について何らかの情報を確認できたのは、
23事業者
でした。
確認できたものには、
- 教材費
- 施設費
- 設備費
- 運営管理費
- 年会費
- 発表会費
- コンクール費
などがありました。
例えば、
月謝が6,500円でも、
教材費や設備費、発表会費が別途必要になる場合があります。
逆に、
月謝が少し高くても、
「設備費込み」
としている教室もあります。
つまり、
月謝だけでは、年間に必要な金額は分からない
ということです。
PART2|ここから集客について考えてみます
ここからは、
「だからどこが安いのか」
という話ではありません。
私はWEB UNIVERSEとして、
この調査結果を、個人ピアノ教室の集客にどう使えるのか
を考えてみたいと思います。
① 「安く見せる」より「分かりやすく見せる」

今回46事業者を見ていて一番感じたのは、
料金は、
安く見せることより、
分かりやすく見せることの方が大事なのではないか
ということです。
例えばホームページに、
月謝 7,000円
とだけ書いてあると、
保護者側には、まだ疑問が残ります。
「1回何分?」
「月何回?」
「入会金は?」
「教材費は?」
「発表会はいくら?」
ということです。
そこで、
ピアノレッスン
月謝 7,000円
1回 30分
年間 40回
入会金 3,000円
教材費 実費
設備費 なし
発表会費 参加時別途
と載せる。
これだけで、かなり分かりやすくなります。
② 「初めに必要」「毎月」「必要な時」で分ける

もう一つおすすめしたいのが、
料金を種類別に分ける方法です。
例えば、
ご入会時に必要な費用
入会金 3,000円
初回月謝 7,000円
教材費 約2,000円~
毎月必要な費用
月謝 7,000円
設備費 なし
必要なときだけ
発表会費 別途
コンクール費 希望者のみ
追加教材費 必要に応じて
という形です。
こうすると、
保護者は、
「結局、いくらかかるの?」
という不安をかなり解消できます。
料金ページは、
安さをアピールする場所ではなく、
安心してもらう場所
と考えてもいいと思います。
③ 大手の「整理の仕方」は個人教室でも使える

大手の料金ページを見ると、
コース名だけではなく、
- 対象
- 時間
- 回数
- 月謝
- 入会金
- その他費用
などを整理して掲載しているケースがあります。
大手のブランド力や広告費を、個人教室が真似するのは難しいです。
でも、
「情報を整理して分かりやすく見せる」
ことは、個人教室でもできます。
これは、お金をほとんどかけずに真似できる部分です。
④ チラシならもっとシンプルでいい
ホームページでは詳しく載せても、
チラシに全部書く必要はありません。
例えば、
ピアノレッスン
月謝 7,000円
30分/年間40回
入会金 3,000円
体験レッスン 30分500円
※教材費・発表会費等は別途
そして、
「料金・レッスン内容の詳細はこちら」
としてQRコードをホームページにつなげます。
つまり、
チラシでは概要
↓
ホームページで詳細
という役割分担です。
⑤ 料金ページから体験レッスンへつなげる
もう一つ重要なのが、
料金を確認した人に、
次に何をしてもらうのか
です。
料金ページの最後が、
「以上です」
で終わってしまうのは、もったいないと思います。
料金を見ている人は、
すでにかなり教室を検討している可能性があります。
ですから、
料金表
↓
月謝以外の費用
↓
体験レッスンの案内
↓
「体験レッスンを申し込む」
までつなげます。
例えば、
まずは体験レッスンへ
30分 500円
体験では、
- 実際にピアノを弾いてみる
- レッスン内容をご説明
- ご質問やご希望を伺う
その下に、
「体験レッスンを申し込む」
ボタンを置く。
そうすると、
料金ページそのものが、
申込みにつながるページ
になります。
⑥ 今回の調査から個人教室がすぐできること
今回の46事業者調査から、
個人のピアノ教室でもすぐできることを3つにまとめます。
1つ目:月謝だけではなく、「時間・回数」までセットで掲載する。
2つ目:月謝以外にかかる費用も最初から伝える。
3つ目:料金を見た人が、そのまま体験レッスンに進めるようにする。
私は、
料金を安く見せるより、
「ここなら安心して問い合わせできそう」
と思ってもらうことの方が、
個人教室の集客では大切なのではないかと思います。
まとめ
今回は浜松市のピアノ教室46事業者を調べて、
月謝だけではなく、
- レッスン回数
- レッスン時間
- 入会金
- その他料金
まで見てみました。
調べてみると、
同じような月謝でも内容はかなり違います。
そして教室側からすると、
「安いですよ」と伝えることより、
「何にいくらかかるのかが分かります」と伝えること
が、保護者の安心につながるのではないかと思います。
次回予告
次回は、
「体験レッスン」
を見ていきます。
46事業者を調べると、
無料のところもあれば、
500円、1,000円、1,500円、2,000円など、
さまざまな設定がありました。
では、
無料体験にした方が集客しやすいのか?
それとも、
有料にする意味があるのか?
次回は体験レッスンの料金と時間を見ながら、一緒に考えてみたいと思います。
WEB UNIVERSEでは、こうした業種研究をしながら、
ホームページ・LINE・チラシ・Instagramなどを、
申込みにつながる流れとしてどう整えればいいのか
を発信しています。
それでは、また次回。

