あなたの仕事、ひと言で説明できますか?「何をしている人か」が伝わる事業整理の基本

目次

自分の仕事を一言で説明する方法

こんにちは。
WEB UNIVERSEの齋藤正恵です。

今回の動画では、

「自分の仕事を一言で説明する方法」

についてお話しします。

皆さんは、

「どんなお仕事をしているのですか?」

と聞かれたとき、すぐに答えられますか?

教室を運営している方、講座を開催している方、自宅でサロンを運営している方などは、提供していることが一つではない場合も多いと思います。

たとえば、

「ピアノを教えています」

「子どもの支援をしています」

「アロマの講座をしています」

「自宅でエステをしています」

と答えることはできます。

ですが、それだけでは、

「誰のためのサービスなのか」

「どのような悩みを解決してくれるのか」

「ほかの教室やサービスと何が違うのか」

までは、なかなか伝わりません。

一方で、詳しく説明しようとすると、今度は話が長くなってしまいます。

資格や経歴、サービス内容、想いなどを一度に伝えようとして、

「結局、何をしている人なのか分かりにくい」

という状態になることもあります。

自分の仕事を一言で説明できるようになると、ホームページやチラシ、Instagramのプロフィール、自己紹介など、さまざまな場面で伝えやすくなります。

今回は、自分の仕事を一言で表すために整理したい3つのポイントをお伝えします。

今回の対象者

今回の動画は、次のような方におすすめです。

・ピアノ教室や英語教室などを運営している方
・放課後等デイサービスや子どもの支援に携わっている方
・資格講座やお教室を開催している講師の方
・行政書士、税理士、社労士などの士業の方
・自宅エステや小さなサロンを運営している方
・複数のサービスがあり、何を中心に伝えればよいか迷っている方
・自己紹介をすると、説明が長くなってしまう方
・ホームページやチラシの言葉がまとまらない方

一つでも当てはまる方は、ぜひ最後までご覧ください。

よくあるお悩み

事業についてお話を伺っていると、次のようなお悩みをよく聞きます。

「いろいろなサービスを行っているので、一言で説明できません」

「自分では分かっているけれど、お客様にうまく伝わりません」

「資格やできることは増えたのに、何を前に出せばよいか分かりません」

「他との違いを聞かれると、答えに困ります」

「ホームページやチラシを作ろうとしても、文章がまとまりません」

このような場合、言葉のセンスが足りないのではありません。

まず必要なのは、キャッチコピーを考えることではなく、事業の中身を整理することです。

自分の仕事を一言で説明するためには、

誰に、何を提供し、どのような変化をつくる仕事なのか

を整理する必要があります。

それでは、3つのポイントを見ていきましょう。


ポイント① 誰のための仕事なのかを決める

1つ目は、

「誰のための仕事なのか」

を明確にすることです。

たとえば、

「ピアノ教室をしています」

だけでは、誰を対象にしている教室なのか分かりません。

・初めてピアノを習う幼児
・音楽を楽しみたい小学生
・コンクールを目指す子ども
・昔習っていたピアノを再開したい大人

対象によって、教室の内容も伝える言葉も変わります。

たとえば、

「初めてピアノを習う幼児や小学生のための教室」

とすると、対象者が見えやすくなります。

英語教室の場合も同じです。

「子ども向け英語教室」ではなく、

「学校の英語に苦手意識を持ち始めた小学生のための英語教室」

とすると、どのような子どものための教室なのかが伝わります。

放課後等デイサービスであれば、

「発達に特性のある子どもを支援しています」

だけでなく、

「集団生活やコミュニケーションに困りごとのある子どもと、そのご家族を支援しています」

と考えることができます。

士業の場合も、

「行政書士です」

だけでは、取り扱う業務の範囲が広く、お客様には自分が相談してよい相手なのか分かりにくいことがあります。

たとえば、

「初めて事業を始める女性のために、開業に必要な手続きや書類作成を支援する行政書士」

とすると、対象者が明確になります。

自宅エステであれば、

「仕事や家事を優先し、自分のケアを後回しにしている40代、50代女性のための自宅エステ」

というように考えられます。

ウェブユニバースであれば、「誰のための仕事なのか」は、教室や講座、自宅サロン、福祉事業、士業などを運営していて、自分のサービスの良さをうまく伝えられない小規模事業者の方です。

ここで大切なのは、年齢や性別だけを決めることではありません。

その人が、

「今、どのような状況にいるのか」

「何に悩んでいるのか」

まで考えることです。

まずは、

「自分のサービスを一番届けたい人は誰か」

を、一人思い浮かべてみましょう。

ポイント② 何を提供しているのかを整理する

2つ目は、

「何を提供している仕事なのか」

を整理することです。

ここでは、サービス名を並べるだけではなく、お客様に何を提供しているのかを、分かりやすい言葉にします。

たとえば、ピアノ教室では、

「個人レッスンをしています」

「発表会があります」

「音楽の基礎を教えています」

など、さまざまな特徴があります。

これらをまとめると、

「一人ひとりのペースに合わせた個人レッスン」

と表すことができます。

英語教室であれば、

「少人数制です」

「英語の歌やゲームを取り入れています」

「学校の復習も行います」

といった内容を、

「楽しみながら基礎から学べる少人数レッスン」

とまとめられます。

放課後等デイサービスでは、

「学習支援」

「運動」

「コミュニケーション支援」

「日常生活の練習」

など、提供している支援が多いと思います。

これらをすべて一言の中に入れようとすると、分かりにくくなります。

その場合は、

「一人ひとりの特性に合わせた、学習と生活の支援」

というように、共通する役割でまとめます。

講座講師であれば、

「アロマセラピーの基礎」

「精油の使い方」

「資格取得講座」

などの講座を、

「目的に合わせて、アロマを基礎から学べる講座」

と表現できます。

士業の場合も、手続きの名称をすべて並べるのではなく、

「開業に必要な手続きや書類作成の支援」

など、お客様が理解しやすい言葉に置き換えます。

自宅エステであれば、

「フェイシャルエステ」

「肌の相談」

「ホームケアのアドバイス」

をまとめて、

「肌の状態に合わせた施術と、自宅で続けられるケアの提案」

と伝えることができます。

ウェブユニバースは、

事業やサービスを整理し、ホームページ、チラシ、LINE公式、Instagramなどを、申込みにつながる一つの流れに整えることです。

自分が行っている作業やメニューをすべて説明するのではなく、

「お客様に何を提供しているのか」

という視点で、共通する言葉を探してみてください。


ポイント③ お客様がどう変わるのかを言葉にする

3つ目は、

「サービスを利用したお客様が、どう変わるのか」

を考えることです。

ここが、自分の仕事を伝えるうえで、とても大切な部分です。

お客様が知りたいのは、サービスの内容だけではありません。

「利用すると、自分にどのような良いことがあるのか」

を知りたいと考えています。

たとえば、ピアノ教室で、

「個人レッスンを行っています」

だけでは、教室の内容を説明しているだけです。

そこに、お子さまの変化を加えると、

「自分のペースでピアノを学び、音楽を楽しむ自信を育てる」

となります。

英語教室であれば、

「分からないところまで戻って学び、英語への苦手意識を減らす」

という変化が考えられます。

放課後等デイサービスであれば、

支援内容を伝えるだけでなく、

「子どもが自分に合った方法を見つけ、学校や日常生活でできることを増やす」

という変化を言葉にできます。

アロマセラピーの講座であれば、

「精油の知識を学びます」

だけでなく、

「自分や家族のために、アロマを安全に生活へ取り入れられるようになる」

と伝えます。

資格取得を目指す講座であれば、

「アロマの知識と技術を身につけ、自分の仕事に生かす第一歩を踏み出す」

という変化も考えられます。

士業であれば、

「書類を作成します」

という作業だけでなく、

「複雑な手続きを整理し、安心して事業を始められる状態をつくる」

ことが、お客様にとっての価値です。

自宅エステであれば、

「フェイシャルエステを提供します」

だけではなく、

「自分の肌に合ったケアを知り、自分をいたわる時間を持てるようにする」

と表現できます。

ウェブユニバースで言うと、自分の事業や強みを言葉にでき、誰に何を伝えればよいかが明確になり、自信を持って集客に取り組めるようになることです。

つまり、自分の仕事を一言で説明するときには、

「何をしているか」だけではなく、

「その仕事によって、お客様がどう変わるのか」

まで入れることが大切です。


一言にまとめてみましょう

ここまでの3つを、次の形に当てはめてみます。

「〇〇な方に、〇〇を提供し、〇〇できるようにする仕事です」

ピアノ教室であれば、

「初めてピアノを習うお子さまに、一人ひとりのペースに合わせたレッスンを行い、音楽を楽しむ自信を育てる教室です」

英語教室であれば、

「英語に苦手意識のある小学生に、基礎から学べる少人数レッスンを行い、自信を持って英語に取り組めるようにする教室です」

放課後等デイサービスであれば、

「集団生活や学習に困りごとのある子どもに、一人ひとりの特性に合った支援を行い、日常生活でできることを増やす場所です」

アロマセラピー講師であれば、

「アロマを暮らしや仕事に取り入れたい方に、目的に合った講座を提供し、安全に活用できるようにする仕事です」

士業であれば、

「初めて事業を始める方に、必要な手続きや書類作成を支援し、安心して開業できる状態をつくる仕事です」

自宅エステであれば、

「自分のケアを後回しにしている女性に、肌に合わせた施術とホームケアを提供し、自分をいたわる時間を持てるようにするサロンです」

自分の事業や強みを言葉にでき、誰に何を伝えればよいかが明確になり、自信を持って集客に取り組めるようになることです。

WEB UNIVERSEは、小規模事業者の想いやサービスを整理し、必要な人に伝わり、申込みにつながる仕組みをつくる仕事だと説明できます。

最初から、きれいなキャッチコピーを作る必要はありません。

まずは、

「誰に」

「何を提供し」

「どうなってもらうのか」

が伝わる文章を作ることが大切です。


3つのポイントのおさらい

自分の仕事を一言で説明するために整理することは、次の3つです。

1つ目は、

誰のための仕事なのか。

2つ目は、

何を提供しているのか。

3つ目は、

お客様がどう変わるのか。

この3つが決まると、

ホームページの最初の文章、チラシのタイトル、Instagramのプロフィール、交流会での自己紹介なども、考えやすくなります。

反対に、この3つが曖昧なままでは、媒体ごとに違う説明になり、お客様にも事業の全体像が伝わりにくくなります。

事業整理とは、サービスを無理に一つに減らすことではありません。

複数あるサービスに共通する、

「誰のために、どのような役割を果たしている事業なのか」

を見つけることです。


今日の行動

今日、皆さんに取り組んでいただきたいことは、次の3つを書き出すことです。

1.一番サービスを届けたい人は誰ですか?

年齢や職業だけではなく、その人が今どのような状況にあり、何に困っているのかを書いてみましょう。

2.その人に何を提供していますか?

サービス名だけでなく、お客様に提供している支援や体験を、分かりやすい言葉にしてみましょう。

3.サービスを利用すると、その人はどう変わりますか?

何ができるようになるのか、どのような不安が減るのか、どのような一歩を踏み出せるのかを書いてみましょう。

最後に、

「〇〇な方に、〇〇を提供し、〇〇できるようにする仕事です」

という文章に当てはめてみてください。

初めから完璧な一文を作らなくても大丈夫です。

まずは、自分の事業の中心にあるものを、言葉にすることから始めてみましょう。


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